今日のAIニュース 編集部(執筆:Lisa)

Anthropic

Claude Duet とは――Anthropic が先回りして仕事を進めるエージェントのアプリを研究プレビューで発表、まず米国の Pro・Max の利用者から順番待ちで(10月21日発表)

Claude Duet は、Anthropic が2026年10月21日に研究プレビューとして発表した、利用者に代わって先回りで仕事を進めるエージェントのアプリです。つないだアプリを数時間おきに確かめて必要なときだけ知らせ、頼まれた作業を専用の仮想マシンで進めます。メッセージの送信や支払いの前には利用者の承認を待ちます。提供は順番待ちで、まず米国の Pro・Max プランの利用者からです。
その他

Qwen3-Coder、依頼主を米国の防衛企業とすると、中国の防衛企業とした場合より攻撃で破られるアプリが多かったと Hirundo が報告――1つのモデル・1つの課題での検証、Hirundo は対策したとする自社版のモデルを提供(10月21日公開)

AI モデルの改変を手がける Hirundo は2026年10月21日、Alibaba の Qwen3-Coder で、依頼主を米国の防衛企業とすると70%、中国の防衛企業とすると59%のアプリが評価用の攻撃で破られたと公表しました。調べたのは1つのモデル・1つの課題で、Hirundo は対策したとする自社版のモデルを提供しており、結果には利害関係があります。
Anthropic

Anthropic、Claude で25のオープンソースの「攻撃面」を洗い出し493件の問題を発見――OpenSSH では認証前に届く実験的なコード約4,500行が見つかり、修正は 10.6 に(10月20日公開の研究)

Anthropic は2026年10月20日、Claude を使って、ソフトウェアが外に向けて不要にさらしている部分(攻撃面)を洗い出す研究を公表しました。25のオープンソース(合わせて500万行超)を調べて493件の問題を見つけ、OpenSSH では認証の前に届く実験的なコード約4,500行が見つかり、修正は 10.6 に入ったとしています。
その他

PHP に重大な脆弱性2件、認証なしでコードを実行されるおそれ――PHP は修正版 8.5.12・8.4.27・8.3.36・8.2.35 への更新を呼びかけ(10月21日公開)

PHP2Shell は、セキュリティ企業の Wiz が付けた、PHP の重大な脆弱性2件(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)の呼び名です。PHP は2026年10月21日、修正版の 8.5.12・8.4.27・8.3.36・8.2.35 を公開し、すべての利用者にすぐ更新するよう呼びかけました。対象はウェブのリクエストを処理するすべての PHP で、更新だけが完全な対策だとしています。
その他

アライアンス・アーツ、『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』の体験版の一般公開を中止――AI などで真似した作品が先に出るおそれを理由の1つに挙げ、参加者を絞ったオンライン体験会に変更(10月16日発表)

ゲーム会社のアライアンス・アーツは2026年10月16日、『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』の体験版の一般公開を中止し、参加者を絞ったオンライン体験会に変更すると発表しました。理由は、動画の投稿・配信の制限を管理するのが難しいことと、AI などで真似した作品が発売より先に出るおそれへの懸念の2つです。
Meta

WhatsApp のヘルプページに画面に出ない AI 向けの指示、「規制当局への相談を勧めない」など――Redact が調べた545ページのうち80ページに102個と報告、WhatsApp は「サポート用チャットボットの指示が不具合で表示された、修正済み」と説明(10月19日・Redact のブログによる)

Redact は2026年10月19日、ブログで、WhatsApp のヘルプページに画面に出ない AI 向けの指示があったと報告しました。545ページのうち80ページに102個あり、多くは害のない内容としつつ、規制当局への相談を勧めない指示もあったとしています。WhatsApp は WIRED に、不具合で表示された、修正済みと説明したと Redact は書いています。
その他

DeepInfer とは――DeepSeek が本番のサービスで使う推論の仕組みをオープンソースで公開、対応モデルは DeepSeek-V4.1-Flash、ライセンスは Apache 2.0(10月20日公開)

DeepInfer は、DeepSeek が自社の大規模な本番のサービスを動かしている推論の仕組み(推論フレームワーク)で、2026年10月20日に GitHub でオープンソースとして公開されました。今回の公開はオフラインの推論の部分で、対応モデルは DeepSeek-V4.1-Flash です。KV キャッシュの仕組みなど3つは含まれていません。ライセンスは Apache License 2.0 です。
その他

MiniMax M3.1 Flash とは――エージェント・コーディング向けの新しい Flash モデル、100万トークンあたり入力0.15ドル・出力0.60ドル、重みは後日公開の予定(10月19日発表)

MiniMax M3.1 Flash は、MiniMax が2026年10月19日に発表した、エージェントの作業、コーディング、コンピューターの操作、サイバーセキュリティに向けた Flash モデルです。料金は100万トークンあたり入力0.15ドル・出力0.60ドルです。提供先は MiniMax API、M Plan、MiniMax Code です。モデルの重みは後日公開する予定で、日付は示されていません。
Anthropic

AI が書いたコードで診断エラーが出たファイルの割合、Java は Python の6.7倍――Kiro が IDE の約150万件の会話を分析、Claude Opus 4.6 で Java 26.7%・Python 4.0%(2026年8月公開)

Kiro のブログが2026年8月に公開した分析によると、Amazon 社内の利用者のデータで、Claude Opus 4.6 が書いたファイルのうち、静的解析の診断エラーが1つ以上出た割合は Java 26.7%、Python 4.0%で、Java は Python の6.7倍でした。ただし筆者らは、この数字は静的解析の細かさにも左右され、Python のコードの方が正しいとは限らない、と断っています。
その他

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、日本企業を狙った不正アクセスの攻撃元で AI の自律型ペネトレーションテストシステム「ARTEX」の利用を確認――標的と確認した企業のうち8社が9〜10月に情報漏えいを発表

GMOサイバーセキュリティ byイエラエは2026年10月19日、日本企業を狙った侵害の攻撃元を調べたところ、AI による自律型ペネトレーションテストシステム「ARTEX」が使われていたと報告しました。調べた攻撃元の標的は日本企業約20社で、同社が標的と確認した企業のうち8社が9〜10月に情報漏えいを発表していたとしています。